多重債務とは

「債務」とはある特定の相手に対して一定の行為をおこなわなければならないとする法的な義務のことであり、この債務を負う者を「債務者」といいます。
一方、「債権」とはある特定の人に対して一定の行為をおこなうよう要求できる法的な権利のことであり、この権利を有する者を「債権者」といいます。
借金は金銭債務にあたり、借主(債務者)は貸主(債権者)に金銭を支払わなければなりません。


「多重債務」とはすでにある借金を返済するために、複数の消費者金融会社などの貸金業者から借金をして利息の支払いもかさみ、さらに多くの債務を抱えてしまうことです。
近年では貸金業界同士の競争により、多くの顧客をつかむために借り入れを容易にしたり借入限度額を増やしたりする企業も多く、そのために多重債務に陥る人も増えています。
さらに利用者側にも無計画に融資を受けてしまうという問題点があります。


ここで多重債務に陥ってしまった一例をご紹介しましょう。
審査もゆるく簡単にお金が借りられるということで、少額だからと軽い気持ちで借りてしまった場合です。
返済の時期がきても金利を払うだけで精一杯になり、また別の消費者金融会社から借りてしまうという自転車操業の状態になってしまいました。
これをしばらく繰り返していくうちに、もう普通の消費者金融会社では貸してくれなくなり、とうとうヤミ金に手を出してしまいます。


ヤミ金は困った債務者につけこみ法外な利息で貸し付けをおこなう悪徳業者です。
ここまでくると、個人の力で解決することは大変困難になってしまいます。


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